言語聴覚士 国家家試験合格の道(現役編①)
色々な記事を挟んでしまいましたが、国家試験合格に向けたスケジュール管理法(現役編)を考えていきたいと思います。
[国家家試験合格の道(現役編①)]
1.時間を見積ろう
2.すべての時間を学びと意識する
3.国家試験の勉強に対する覚悟を決めよう
1.時間を見積ろう
基本的な考え方は既卒編と変わらないです。
こちらから大枠の考え方を読んでみてください。
ではその中でまず一番最初に確認すべきことは1年間のスケジュールになります。
最終学年は他の学年と比較しても様々な事があると思います。
今までのように授業やテストもあるでしょうし、卒業研究があるような学校もあるでしょう。
そして何より長期の臨床実習があるかと思います。
そのようなハードスケジュールの中でコツコツと国家試験の勉強もしなくてはなりません。
実習等のスケジュールが出たら、まずはどれぐらい国家試験勉強に時間が充てられるか見積もっていきましょう。
2.すべての時間を学びと意識する
1で国家試験に充てられる時間を見積ろう!と言いました。
では、国家試験勉強以外の実習や卒業研究は関係のない時間でしょうか?
それは圧倒的に違うと思います。
国家試験の時に臨床実習の症例さんを思い出して1点取れた!という話はよく聞きます。
実習や研究で頑張ったことは必ず国家試験で生かされます。
(このような経験の方が記憶によく残ります)
最終学年だけではありませんが、頑張った分だけ力になりますので気を抜かずに頑張ってください。
3.国家試験の勉強に対する覚悟を決めよう
人生の中でハードな受験勉強や資格取得の勉強をしてきた方は問題ないかもしれませんが、このような勉強をしたことがない方も多いかと思います。
過度に不安になる必要はありませんが、楽観的に考えるのは止めた方が良いかと思います。
特によくあるのは、臨床実習後や就職決定後に「頑張った自分にご褒美」と称して勉強を中断される方が多いです。
最後に焦って挽回しなければいけない時の精神的なプレッシャーはかなりきついものがあります。
最初からきちんと勉強をやり切るという気持ちで挑んだほうが良いと思います。
勉強は時間ではありませんが、一日7~8時間はやるという気持ちで挑んでください!
*もちろん国家試験が楽勝だという人もいるかと思います。
しかしここで学生時代最後にきっちり勉強をして言語聴覚士になるという事は、職業人としてとても重要なことです。
言語聴覚士になった後に必ず思うことは「もっと学生時代に勉強しておけばよかった」です。
言語聴覚士になることがゴールではなく、言語聴覚士になって初めてスタートですので、良いスタートが切れるように準備をしておいたほうが良いと思います。
今回は精神的な話ばかりになりましたね。
次回も多分精神的な話になるかと思いますが、既卒者にはない現役の強みを見ていきたいと思います。