STkokushiのブログ

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【保存版】国家試験願書の書き方

12月初旬が国家試験願書締め切りのため、今回は言語聴覚士の願書の書き方(主に既卒者向け)を紹介していきます。

 

[国家試験願書の書き方]

1.願書をゲットしよう!

2.願書を書こう!

3.ほかの準備物を用意しよう

 

1.願書をゲットしよう!

言語聴覚士の国家試験の願書は、公益社団法人 医療研修推進財団(以下、推進財団)より取り寄せることができます。

今回(第22回)の場合、

【第 22 回言語聴覚士国家試験受験案内ご請求方法
「角2サイズ」の封筒に 210 円分の切手を貼付し、受験案内を必ず受け取るこ
とが出来る所の 郵便番号・住所・氏名 を明記したものを、受験案内を送付す
る為の返信用封筒として下記の 公益財団法人 医療研修推進財団 試験登録部
まで送付して下さい。
その際、財団あての封筒の表に、「受験案内請求」と必ず朱書きで明記して下
さい。

と書いてあります。(推進財団HPより)

期限内に取り寄せるようにしましょう。

 

また、養成校では9月初旬に推進財団より何部願書が必要かの問い合わせが来ます。

現役生分注文するのはもちろんですが、予備も含めて既卒者分注文していることがあります。

既卒者の場合、卒業校に問い合わせるとうまくゲットできるかもしれません。

 

2.願書を書こう!

 願書で主に書かねばならないものは、「言語聴覚士国家試験受験願書」と「言語聴覚士国家試験受験写真用台紙」の2種類です(封筒等除く)。

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両方とも書き方例が載っていますのでそれに沿って書けば問題ないのですが、注意点を記していきたいと思います。

まず大前提ですが、書き間違いがないようにしていきましょう。

特に名前の旧字体などは戸籍などで確認したうえで書きましょう。

楷書体ではっきりと識別できる文字で書いていくことが大事です。

言語聴覚士国家試験受験願書」の注意点。

①住所欄:ここで書くべき住所は現住所になります。後で写真台紙の話をしますが、写真台紙の住所は合格発表時の住所なので注意をしましょう。

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②受験資格:ここでの説明は特例の方を除きます(外国の学校を出た者、平成10年9月1日前に入学した卒業・卒業見込みの者)。それ以外の方は、別紙のコード表を見て自分の母校を探してください。そこを見ることによって受験資格がどれに該当するかわかると思います。

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                                  ↓(コード表を参考にするとよい)

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③連絡先:ここには連絡先となる住所・電話番号を記入してください。上の現住所と異なっても構いません。ここは欄がとても狭いので、長い住所の人は気を付けて書いてください。

言語聴覚士国家試験受験写真用台紙」の注意点

①第?回:さりげなく一番上の欄が複写になっており、自分が受験する回の回数を書く欄があります。忘れずに記入しましょう

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②住所欄:先ほども述べましたが、ここは合格発表時の住所です。ここに国家試験合格後の書類が届きます。届かないとかなり面倒な手続きになりますので、3月末の時の住所を書いておきましょう(1人暮らしの時はひとまず実家の住所など)。

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③受験写真の確認欄:ここは間違っても自分で書く欄ではないので注意してください。既卒生の場合、写真の本人確認をどうしたらよいのかという問題があります。基本的に母校で書いてくれるものと思います。母校に頼れない場合などは、それ以外の方法になります。病院などの施設に所属している人はその長から確認を受ける、推進財団に直接願書を持って行って確認を受ける、ひとまず身分証とともに郵送してみるという方法があります。

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3.ほかの準備物を用意しよう

①卒業証明書:これは学校に問い合わせをして取り寄せましょう。

②証明写真:4×6cmの写真が必要になります。出願前6か月以内に脱帽して正面から無背景で撮影したものになります。証明写真を扱っている写真屋さんで撮ってもらば問題ないかと思います(スピード写真は不可です)。写真台紙に張る前に裏面に撮影年月日と氏名を記載するのを忘れないようにしてください。

③郵便振替払込受付証明書:払込票が入っているので、すべてに住所名前を書いてください(5ブロックもあるのでかなり大変です)。そして受験料34,000円を金融機関の窓口で払ってください(ゆうちょが一番安いという噂があります)。すべてに日付印をもらい、裏面一番左(赤字で文字が印刷されている)の払込受付証明書を願書の裏面に貼り付けてください。

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         ↓(振込後にこののり付のついたものを受験願書の裏面に貼る)

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④封筒:受験票返信用の封筒が必要になります。長3型封筒に84円切手を添付して郵便番号、住所、氏名を記載してください

 

上記すべてが揃ったら準備完了です。

直接推進財団に持ち込むか、願書類が入っていた水色の封筒に上記の全てを入れて発送してください。

今年は令和元年11月25日(月)~令和元年12月13日(金)になります(消印有効)。

不備がある場合は財団から連絡が来ます。

問題なければ2月頭に受験票が郵送されます(財団から1月29日に投函されます)。

 

現役生の場合、学校で一括処理するはずですので、上記の手続きの一部で済むはずです(願書と写真台紙を完成させる程度)。

面倒な作業ですが言語聴覚士になるための重要な作業です。

期限内にしっかり準備をしていきましょう!