言語聴覚士 国家家試験合格の道~スケジュール管理法(既卒編⑤)
既卒者のスケジュール管理編も最終回になります(こんなに長くなると思っていなかった・・・)
前回の記事では中期の勉強法を見ていきました。
今回は後期(国家試験直前の勉強法)を見ていきたいと思います。
[後期の勉強法]
1.効率よく覚えていないことを洗い出していこう
2.優先順位をつけながら、最後のスケジュールを立てていこう
3.最後まであきらめず覚えていこう
1.効率よく覚えていないことを洗い出していこう
中期で過去問→重要項目の確認→理解&暗記→過去問という流れで勉強することを提案していきました。
ここら辺からぐんぐん記憶をしていって、点数もぐんぐん伸びていくことが多いです。
しかし、何回やっても覚えられない項目が何個も出てくるかと思います。
私は何回やっても喉頭の神経・筋が覚えられなかったのを覚えています。
このような覚えられないものを付箋など張っておいて、いつでも分かるようにしておくことが重要になります。
中期の段階から覚えられないものをチェックしておくと最終段階でとても役に立ちます。
2.優先順位をつけながら、最後のスケジュールを立てていこう
国家試験の1か月前頃から最後のスケジュールを立てていきましょう。
覚えられない項目をざっと見直し、どの項目を最初に覚え、どの項目を直前に覚えるかをスケジューリングしていきましょう。
基本的に最後の段階に覚えるものは国家試験頻出事項になります。
この切羽詰まった時期にスケジュールを立てる時間がもったいないと思う人もいるかもしれません。
しかし、最後の時期は精神的に混乱していることが多いです。
そのため、できない項目を見るたびに様々な科目に目移りしてしまい、結局大事な項目を見落としてしまったりしてしまいます。
スケジュールを立ててそれを遂行することで、結果的に効率よく(ちょっと精神状態も落ち着いて)最後の暗記にいそしむことができます。
3.最後まであきらめず覚えていこう
最後はひたすら暗記する時期になります。
この段階では理解しているとか言う段階ではなく、近時記憶にねじ込んでいく力業の段階です。
上記の図は既卒編①で出したものになります。
その時は赤の曲線(一夜漬け)ではなく、青のような曲線を目指して勉強していきましょう!というようなことを言いました。
しかし、最後はなりふり構わず詰め込むのが大事です。
ただ、この作業はとても辛いと思います。
途中で逃げ出したくなるかもしれませんが、最後の一夜漬けのような勉強は時にすごい点数アップにつながります。
国家試験前日どころか、当日まであきらめずに暗記に全力を傾けると良いかと思います。
最後の1か月で20~30点ぐらい得点が向上することはよくあります。
以上で長かった既卒編を終わります。
次回は現役編を見ていきたいと思います。