STkokushiのブログ

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言語聴覚士 国家家試験合格の道(現役編②)

現役編の続きを見ていきたいと思います。

現役生は前回の記事でも述べたように、タイトなスケジュールの中で国家試験合格を目指さねばなりません。

既卒生に比べると時間はありませんが、有利な点がいくつもあります。

その有利な点を生かして勉強を進めていくことが大事です。

 

[国家家試験合格の道(現役編②)]

1.学校という環境をうまく利用しよう

2.教員をうまく利用しよう

3.クラスメートと一致団結しよう

 

1.学校という環境をうまく利用しよう

有利な点の一つ目としては、学校という環境を使えるという点です。

家でしっかりと勉強できるという人を除いて、勉強場所の確保は悩ましい問題です。

学校に行って勉強場所を確保できるというのは強みになります。

また、図書館などで調べ物ができるのもよい点です。

なかなか言語聴覚士関係の書籍が充実した場所はないと思われるので、学校という環境は国家試験勉強に適した場所であるといえます。

 

2.教員をうまく利用しよう

国家試験のことに詳しい身近な人は教員以外ないと思います。

その教員を有効活用しないのはとてももったいないことです。

教員の活用方法は分からないことを質問するだけではありません。

最大の利用法は、自分の現状を評価してもらって今後の方針のアドバイスをもらい、今後の進捗状況をモニターしてもらうことです。

高校や大学受験のように実力テストや塾がほとんどない中で、自分にどれくらいの力があって、どのように勉強をしたらよいのかをアドバイスしてもらうことはとても重要なことです。

初めての試験になる中で、自分の状況が分からず不安のどん底に陥ることはよくあります。

経験豊富な教員に現状を評価してもらい、アドバイスを受けるだけで前向きに勉強できるかと思います。

また、その後も勉強の状況を報告していくと安定して、効率よく勉強できると思います。

信頼できる教員に積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。

 

3.クラスメートと一致団結しよう

 基本的に国家試験の勉強は孤独な戦いです。

その中でモチベーションを保つのは難しいです。

しかし周りを見渡せば、同じ国家試験を受ける仲間たちがいます。

周りに仲間たちがいるというのはとても心強いです。

お互いに励ましあったり、情報を交換し合ったり、眠たいときに問題を出し合ったりできるかと思います。

私の学校の話ですが、最終学年になって一気に仲良くなることが多いです。

お互いに大きな目標を達成するために一致団結していきます。

 

しかし、そのような中でみんなを惑わせるような子も存在します。

「~ちゃんは絶対大丈夫だよ~」

「まだ勉強しなくて大丈夫でしょ。先輩が言っていたよ。」

なんてことを言って、本当に勉強しない子もいます。

友達として勉強を促しつつも、自分は自分でしっかり勉強を進めていくことが必要です。

 

このような強みをうまく利用しながら、多くの学生は現役で合格していきます。

これから国家試験勉強の本番に突入しますが、これらのことをご参考にしてください。

 

次回は国家試験の過去問解説(音響学:サウンドスペクトログラフ)をしていきたいと思います。