言語聴覚士 国家試験合格への道 ~国家試験の前日までに準備すること
そろそろ国家試験の願書が到着する時期ですね。
医療推進財団から1月29日に発送されます。
早ければ週末に、大半の方は週が明けたら届きだすことになるでしょう。
(既卒者で万が一2月5日までに届かない場合は必ず問い合わせましょう)
受験票が来たら、いよいよという感覚がさらに強くなってくるかと思います。
そこで、今回は国家試験の前日までに準備することを話していきたいと思います。
[国家試験の前日までに準備すること]
1.会場までの道順を調べておこう
2.当日の準備物をイメージしておこう
3.口を酸っぱくして言いますが体調がすべて
1.会場までの道順を調べておこう
国家試験当日は9時から試験説明があります。
9時前に到着するのはもちろんですが、早く来すぎてしまっても気持ちが焦ってしまうものです。(早すぎて会場に入れないこともあります)
従って8時20分から40分くらいに会場に入れると一番安心なのではないでしょうか?
そのため、この時間に到着できるように時間を調べておきましょう。
言語聴覚士の国家試験は土曜日になるため、公共交通機関の時間は平日とは異なります。
この点も考慮に入れて乗り換え検索を行ってください(実際の下見も遠くなければ良いと思います)。
また、国家試験1週間前になったら必ず週刊天気予報を見ておきましょう。
この時期の最大のリスクは降雪です(数年前に雪で開始が遅延したことがありましたね)。
公共交通機関などで行こうとしている場合、遅延等が発生するリスクがあります。
(このような時はタクシーもなかなかつかまりません!)
そのため、会場近くでホテルを探した方が安心なこともあります。
会場に到着しなければ国家試験に合格できません。
しっかりと確認しておきましょう。
2.当日の準備物をイメージしておこう
試験当日の準備物も早めに準備しておきましょう。
願書に書いてある、当日持参すべき持ち物を確認しておきましょう。
それ以外にも準備すべきものが何点かあります。
まずは当日の服装等です。
会場の空調は事前に知る由もありません。
温度調節できるような服装を準備しておくのが無難だと思います。
また、ひざ掛けについては会場の試験官によっては厳重に調べられたりもするようです。(会場によって結構温度差があるようです)
無地のものなど無難なものを準備しつつ、最悪使えないことも想定しておきましょう。
もう1つは当日の勉強物です。
当日は会場の雰囲気にのまれてしまい、勉強どころではなかったという場合もあります。
しかし、当日の電車の中や昼休み中に見たことが試験に出たという事もよくあります。
最後の最後まで国家試験の合格の確率を上げるためには、当日も勉強道具を持参する方が良いです。
荷物が大きくなりすぎると何をしていいのか混乱しますので、 特に最後まで覚えることができなかったものをまとめて持っていくことが良いと思います。
3.口を酸っぱくして言いますが体調がすべて
筆者が体調不良で受験(言語聴覚士の国家試験ではありません)に失敗したことがあるので、体調はしつこいくらいに学生に話します。
この時期はただでさえ罹患する可能性の高い時期です。
マスクはもちろんですが、手洗い・うがい、保温、睡眠、栄養とすべてに気を使ってください。
また、そろそろ緊張のあまり睡眠不足になる学生が結構出てきます。。
人生をかけた1大イベントなので、その気持ちも分からなくもないです。
(筆者は試験前日は緊張のあまりほぼ徹夜状態になるという特技を持っています)
寝られないからと言ってそのまま勉強をし続けても、結局生活リズムを乱して全体の勉強の質が低下することもあります。
体をしっかり休めることも国試対策だと思います。
寝られる環境を作ること、寝られなくても体をしっかり休めてくださいね。
そして、可能な限り最後まで勉強し切ってくださいね。
次回は当日の話をするかもしれませんし、国家試験の解説をするかもしれません・・・